Vol.6
私を楽しませてくれた「月下美人」

夏ももう終わり。。。

今年はいつまでも天気がぐずつき、もう秋の香りがそこここに漂いはじめています。箱根では毎年10日程は真夏日になり、夜も眠れないことがあるそうです。(それにしてもたった10日ですから都内と比べると随分過ごしやすいですよね)

今年は夏らしい日は数える程です。夜もエアコンなし、扇風機なしで快適な睡眠です。
空や雲は、もう秋模様ですし、虫の音も秋の到来を思わせます。箱根は涼しく、自然が多いのでなおさら感じるのでしょうか。

先日、月下美人を咲かせた方にお花を見せて頂きました。たった一晩、わずか数時間の命です。花はこれでもかといわんばかりに、咲き誇り見る人を惹き付けるパワーに満ち満ちていました。

綺麗だねえ、といいながら一晩限りだからと写真を撮り、花びらのひとつひとつ、雌しべ雄しべの形状なんかの美しさに見とれて時間を過ごしました。

時間にすれば長い時間ではありません。それなのに、ゆっくりと花を愛でたことなんて初めてのように思いました。観察したこと、眺めたことはいくらでもあるのですが、「花を愛でる」という行動が新鮮に感じたのです。

あと数時間で萎んでしまうその花が、来年は姿を見せてくれるだろうかと、早くも一年後を思い、さらに私の中で夏は終わりに近付いたのです。

ところで、季節がどんどん早くなっているように思い、旧暦に近付き、そのうち四季は一年に二周りもしてしまうのではないかと、心配してるのは私だけでしょうか?

文・写真:詠

箱根写真美術館が出来上がるまでの様子

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