彫刻家・籔内佐斗司氏は、古美術の保存と修復の経験に基づく確かな技術を駆使した木彫作品を通じて、仏教的世界観や東洋的自然観を暖かく懐かしい造形で表現しています。そして滑稽さと諧謔に満ちた奇想天外な作品世界は観る人を魅了してやみません。

 最近では、木彫作品以外にブロンズ作品を通じて屋外や公共空間にも活動の場を広げ、ひとびとの側に立ったまちづくりにも積極的に参加しています。

 彫刻の他にも著述や挿絵、映像に加え、2000年から版画の制作も始め、その多彩な活動は現在日本の美術界でもっとも注目を集めているひとりです。