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古谷道生さんの焼き物
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銀座の美術商・阿曽美術で見つけたのがこの花活け。作者は信楽の陶芸家・古谷道生さん。残念なことに古谷さんは、先年、五十代の若さで亡くなられました。
お写真で見る穏やかな笑顔とは打って変わって、ご自身の制作には極めて厳しかったと聞きました。粘土の調整や、ろくろ引き、窯炊きまですべてひとりでこなさなければ気が済まなかったという完璧主義者だったそうです。とうぜん肉体と神経を酷使されたことでしょう。でも、根っからの焼き物やさんであった古谷さんは、制作をしておられるときがいちばん幸せな瞬間だったことと思います。遅れて来たファンとしては、生前、お目にかかれる機会がなかったのが、なんとも残念です。
花活けだけでなく、お酒好きだった古谷さんならではの酒器類も魅力的です。 |
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